講演情報
[24p-12K-1]熱電応用に向けたAgBa2Si3の特性評価と第一原理計算
〇梶原 君円1、石山 隆光1、青貫 翔1、都甲 薫1、幸田 陽一朗2、召田 雅実2、本多 周太3、末益 崇1 (1.筑波大院、2.東ソー株式会社、3.関西大学)
キーワード:
熱電発電,伝導型制御,第一原理計算
環境調和型材料であるAgBa2Si3は組成比に応じた伝導型変調が報告されており、50 ℃においてp型伝導を示したバルク試料はゼーベック係数S = 398 μV K−1、無次元性能指数ZT = 0.52という、突出した性能が報告されている。しかし、AgBa2Si3の作製例はほとんどなく、詳細な特性は不明な点が多い。本研究ではバルク試料を作製し熱電特性の調査を行った。また、第一原理計算により、本材料の元素添加による伝導型制御を検討した。