講演情報

[24p-12M-12]結晶シリコン太陽電池における電極周辺応力の温度評価

〇長谷部 光紀1、井手 康貴1、横川 凌1,4、中村 京太郎2、大下 祥雄2、山田 昇3、小椋 厚志1,4 (1.明治大学理工、2.豊田工大、3.長岡技科大、4.明大MREL)

キーワード:

結晶シリコン太陽電池,ラマン分光法,熱サイクル試験

結晶Si太陽電池の長期信頼性評価で、熱サイクル試験後にEL測定でバスバー電極近傍からのクラック発生が見られる場合があり、応力が関係していると考えられる。従って、熱機械応力の起源を解明し、制御することが重要である。本研究では温度可変ラマン測定を実施し、バスバー電極近傍にて温度に対する応力の変化を測定した。結果、温度サイクル試験によるSiの応力変化の繰り返しがクラックの原因になることを明らかにした。