講演情報

[24p-1BC-5]PEDOT 基熱電変換材料における金属的電気伝導のPTSA 添加量依存性

〇(D)有松 英輝1、高木 凌1、大平 洋輔1、土方 智希1、小松 龍生1、佐藤 悠暉1、藤間 卓也1 (1.東京都市大理工)

キーワード:

熱電変換,導電性高分子,ポリエチレンジオキシチオフェン

ポリエチレンジオキシチオフェン(PEDOT)を,pトルエンスルホン酸(PTSA)と共に,PET繊維上に担持させた,金属的な電気伝導性を有する熱電変換材料について,電気伝導のPTSAの添加量依存性を検討した.その結果,PTSA の添加量増加に伴い,PEDOT のベンゾイド構造が,キノイド構造へ多く変化し,更に,緩和周波数が増加し,面積抵抗率が低下した.これらから,PTSAの添加は,PEDOT のキャリア移動度の向上に寄与すると考えられた.