講演情報

[24p-1BM-7]自己組織化単分子膜を通した共鳴トンネリング

梶本 健太郎1、西嶋 知史1、坂本 怜央1、大塚 洋一1、〇松本 卓也1 (1.阪大院理)

キーワード:

自己組織化単分子膜,共鳴トンネリング,ケルビンフォース顕微鏡

自己組織化単分子膜(SAM)は有機発光素子、有機FET、有機太陽電池など積層デバイス界面において電位調節を行う手段として様々な試みが行われている。本研究では、自己組織化単分子膜を活用した微粒子架橋を用いることにより、ホッピング伝導を無視できる程度にまで排除した共鳴トンネルデバイスを作製した。ケルビンフォース顕微鏡(KFM)測定と電流-電圧特性の線形解析から、SAM膜の振る舞いに関して議論する。