講演情報
[24p-31B-11]大気圧直流グロー放電における自己組織化した発光模様の形成に対するガス温度および中性粒子密度の影響
〇(D)宮崎 俊明1、白井 直機1、佐々木 浩一1 (1.北大工)
キーワード:
大気圧プラズマ,自己組織化,プラズマ・液体相互作用
大気圧直流グロー放電のある放電条件で観察される自己組織化した発光模様の形成メカニズムは未解明である。大気圧に比べ中性粒子数密度が低い低圧下で模様が形成したという報告もあるため、大気圧プラズマでの模様形成時には温度上昇により粒子数密度が低下している可能性がある。そこで今回は、プラズマ中の中性粒子温度をOHラジカル回転温度に基づき測定し、中性粒子数密度を推定することで模様形成との関係性を考察する。