講演情報

[24p-32A-10]遷移金属共置換によるAg形ゼオライト発光サイトの探索

〇鳴海 旬哉1、目黒 晴輝1、佐藤 大和1、宮永 崇史1、鈴木 裕史1 (1.弘前大学理工学研究科)

キーワード:

ゼオライト,フォトルミネッセンス

置換数を数個程度に調整したAg単置換およびAg/Cu共置換ゼオライトを作製し、PL・EPMA・XAFS測定によりPL挙動の調査やAg周辺の局所構造解析を行い、PLに寄与するAgの位置を明らかにすることを試みた。その結果、2個未満のCu置換によってAg形ゼオライト由来のPL強度が大きく減衰することや、Agの置換数が約3個程度で強いPLが現れることが明らかになった。以上のことからPLに寄与するのは一部のAgであるという推定を裏付ける結果となった。