講演情報

[25a-11F-9]アンテナ増強量子ラチェット赤外検出器

〇宮崎 英樹1、間野 高明1、野田 武司1、笠谷 岳士1、Habibullah Yusuf B.1、石田 暢之1 (1.NIMS)

キーワード:

アンテナ,量子井戸,赤外検出器

光パッチアンテナと融合した量子井戸赤外検出器は、既にHgCdTeを代替可能な性能に達している。本研究ではこれまでの光導電型量子井戸構造に代わり、高温動作やイメージセンサに適した光起電力型量子井戸構造を採用した。高抵抗・低ノイズの新設計量子井戸構造-量子ラチェット検出器-を光アンテナと融合することにより、波長6.4 μmにて、世界最高レベルの比検出能6.8×1010 cmHz1/2/Wを実現した。