講演情報
[25a-12B-2]実環境下における量子リモートセンシングに向けた周波数もつれ光子の非局所相関による量子分光法の開発
〇(M2)石関 政洋1、大倉 悠暉1、浅原 彰文1,2、清水 亮介1,2、美濃島 薫1,2 (1.電通大 情報理工、2.電通大 量研)
キーワード:
量子光学,周波数もつれ光子,リモートセンシング
本研究では、実用的な量子リモートセンシング応用を見据え、既知の試料を用いた周波数相関スペクトル測定を行い、定量性をもった量子分光法の原理検証を行った。試料を透過していない光子から得られるスペクトルから試料の吸収構造を得ることができ、既知の特性ともよく一致したことから、量子分光応用への適用性が示された。本研究は、実環境的なファイバ網伝送との融合によるリモートセンシングへの発展が期待される。