講演情報
[25a-12C-3]スピネル型0.3MgCo1.5Mn0.5O4-0.7Mg1.33V1.57Ni0.1O4の第一原理計算を用いた2サイクル充放電過程におけるMgの挿入および脱離メカニズムの解明と電子状態の解明
〇荻田 優介1、石橋 千晶1、北村 尚斗1、井手本 康1 (1.東理大創域理工)
キーワード:
Mg二次電池,第一原理計算,充放電過程
マグネシウム二次電池正極材料としてスピネル系酸化物0.3MgCo1.5Mn0.5O4-0.7 Mg1.33V1.57 Ni0.1O4は高い容量に加え良好な容量維持率を示したことが報告されたが、充放電時の詳細なマグネシウムの拡散メカニズムが明らかになっていない。そこで、本研究では、主に2サイクル充放電の途中経過の構造変化と生成エネルギーを算出し、1サイクル充放電の時との生成エネルギー変化や構造変化の違いを明らかにする。