講演情報
[25a-12N-2]高検出効率の導波路結合型TES 作成のための構造の検討
〇(D)小湊 菜央1,2、服部 香里1,3,4、三津谷 有貴4,5、福田 大治1,4 (1.産総研、2.立教大、3.高エネ研QUP、4.産総研・東大オペランド計測OIL、5.東大工)
キーワード:
超伝導,TES
本研究では、シリコン導波路と超伝導転移端センサー(TES)を間接的に結合し、高検出効率の導波路結合型TESを作成することを目標にしている。素子の設計の前段階として、導波路にTESを間接的に結合した場合において、どのような構造が最も効率良く光子を検出できるかについて、シミュレーションを行った。その結果、導波路の大きさ、導波路とTESの距離などの条件のわずかな差で吸収効率が大幅に変わることが分かった。