講演情報
[25a-1BC-1]電気伝導度とSERSの同時計測によるベンゼンジイソシアニド単分子接合の構造解明
〇(B)市川 萌1、金子 哲1、塚越 一仁2、西野 智昭1 (1.東工大理、2.物材研MANA)
キーワード:
単分子接合,表面増強ラマン散乱(SERS)
単分子接合は単分子素子への応用が期待されており、接合構造と電子輸送特性の関係の解明は重要である。本研究ではイソシアノ基の伸縮振動に着目し、電気伝導度と表面増強ラマン散乱(SERS)計測により、1,4-ベンゼンジイソシアニド単分子接合の接合構造と電気伝導度の関係の解明を目指した。電気伝導度に応じたSERSスペクトルを取得し、DFT計算による振動計算結果との比較により、対応する接合構造の特定に成功した。