講演情報
[25a-1BC-2]電析金探針を用いた自己組織化単分子膜の電気化学走査トンネル顕微鏡計測
〇(P)小林 柚子1,2、横田 泰之1、高橋 康史3,4、竹谷 純一5、金 有洙1,6 (1.理研、2.JSTさきがけ、3.名大工、4.金大ナノ生命科学研、5.東大新領域、6.東大工)
キーワード:
自己組織化単分子膜,電気化学,STM
直径数百nmの焼成グラファイト微小電極に、金を電気化学的に析出させる新しい方法で電気化学走査トンネル顕微鏡(電気化学STM)探針を作製し、金(111)上のターフェニルチオールの自己組織化単分子膜の電気化学STM測定に成功した。本手法により電気化学STMにおける30年来の課題であった探針作製の成功率が大幅に向上し、電気化学界面のナノスケール測定技術の発展が期待される。