講演情報
[25a-1BC-4]振動及び電子和周波発生分光法による有機ELの電荷挙動観測
〇鏑城 竜也1、森本 和紀1、宮前 孝行1 (1.千葉大院工)
キーワード:
和周波発生分光法,有機EL,有機半導体
本研究では、2種類の和周波発生(SFG)分光法を用いて、発光状態の有機EL界面における電荷挙動を観測した。VSFG測定では、有機EL素子に電圧を印加しながらC=C伸縮領域を中心に測定を行った。その結果、NPDに由来する2つのピークが確認できた。ピーク強度は印加電圧に応じて増大しており、界面で電荷蓄積が生じていることを示している。講演では、ESFG測定による電荷挙動の解析についても議論する。