講演情報
[25a-1BL-4]蛍光センシング機能付与のためのマイクロニードル作製プロセス
〇福原 真拓1、神田 循大1,2、竹原 宏明1,2、一木 隆範1,2 (1.東大院工、2.iCONM)
キーワード:
マイクロニードル,光計測,ウェアラブルデバイス
生体吸収性ポリマーは、体内で用いられる医療デバイスの材料として有用であり、デバイス小型化に向けた精密加工技術の開発が進められている[1]。特に生体吸収性ポリマーから成るマイクロニードルは、安全性の観点から、低侵襲な経皮薬剤送達技術として注目されている。本研究では、マイクロニードル技術を生体計測用デバイスとして応用することを目指した研究に取り組んでいる。これまでに、皮下の血管に到達可能な高アスペクト比マイクロニードルを用いて生体内の光計測を行うための光学系に関する検討を進めてきたが、マイクロニードルへの分子プローブの修飾プロセスに課題があった[2]。今回、マイクロニードル先端での蛍光検出システムの実現に向けて、先端に蛍光ゲルを修飾した光測定用マイクロニードルの作製プロセスを検討した。