講演情報
[25a-22A-1]Ga-richのAgGaTe2薄膜の作製による太陽電池の変換効率向上
〇佐々木 達也1,2、鈴木 隆太1,2、小林 正和1,2 (1.早大先進理工、2.早大材研)
キーワード:
太陽電池,カルコパイライト,近接昇華法
Ag2Teの製膜後、近接昇華法によりGaTe粉末を拡散させることでAgGaTe2を製膜し太陽電池を作製している。拡散・堆積時間の増加とGa:Te=80:20のソース原料の使用により、AgGaTe2の組成をGa-richにして太陽電池の変換効率改善を図った。特に拡散・堆積時間を増加させた時、AgGa5Te8がAgGaTe2の回折強度の3割程度出現し、AM1.5照射下の変換効率は1.25%を記録した。