講演情報
[25a-61B-3]反応性大気圧熱プラズマジェットを用いたフォトレジストの超高速エッチングと表面温度の関係性
〇松本 響平1、Jiawen Yu1、花房 宏明1、東 清一郎1 (1.広大先進理工)
キーワード:
プラズマ,エッチング,フォトレジスト
スピンコータによるフォトレジスト(PR) 塗布後のウェハ端部には、エッジビードが形成され、露光工程の妨げとなり、剥離によりパーティクルを生じて歩留まり低下の要因となる。そのため、現在は有機溶剤により除去するEBR工程が導入されている。しかし有機溶剤の最終廃液処分に伴う二酸化炭素排出量の削減は、カーボンニュートラル達成の上で解決しなければならない課題である。我々は反応性大気圧熱プラズマジェット(R-TPJ) 照射により局所的な加熱と同時に酸素ラジカルをPRに供給することで61.5 µm/sと高いエッチングレートを報告している。本研究では、光学干渉非接触温度測定法(OICT)を用いてエッチングプロセス中のPR表面の温度測定を行い、エッチングレートの関係性について調査を行った。