講演情報

[25a-P01-22]パーマロイパターンの縦カー像および横カー像の同時測定

〇新美 信1、袁 静逸1、Murali Krishnan Manikketh2、中谷 友也2、首藤 浩文2、谷山 智康3、石橋 隆幸1 (1.長岡技大、2.NIMS、3.名古屋大)

キーワード:

磁束集束板,磁区観察,磁気光学効果

磁束集束板 (MFC)では磁区の存在により、磁気センサ部での磁束分布が不均一となる。そのため、MFCの磁区構造を理解する必要がある。しかし、マイクロマグネティックシミュレーションではシミュレーションモデルの大きさに制限があり、磁区構造の計算ができない。そのため、実験で磁区構造を観察する必要がある。一方、磁化ベクトル情報の取得には、縦Kerrと横Kerrの同時測定が有効である。本発表では、MFCと同組成のパーマロイパターンについて測定した結果について報告する。