講演情報
[16p-S4_203-4]有機分子からの可視光励起による電子放出のフォトカソード利用検討
〇(D)館農 真斗1、中澤 遼太郎5、畠山 琢次6、三ツ井 真太郎2、石井 久夫1,2,3,4、深川 弘彦1,2,3,4 (1.千葉大融合理工、2.千葉大工、3.千葉大先進、4.千葉大MCRC、5.分子研、6.京大理学研究科)
キーワード:
フォトカソード、励起子、電子放出
可視光励起型フォトカソードは、光電子増倍管などに広く実用されている一方で、高価な単結晶基板の利用や、表面の低仕事関数化およびその安定維持を必要とするという本質的な課題を抱えている。本研究では、この課題を打破する新しい電子放出機構として、有機分子において観測される、励起子の融合により生じる二光子電子放出に注目した。結果として、表面処理を施さない有機薄膜から2.7 eVにおいて0.02 %の高い量子効率が得られた。
