講演情報
[16p-WL1_301-5]医工学における磁気センシング技術
〇薮上 信1 (1.東北大学医工学研究科)
キーワード:
磁性ナノ粒子、微生物検出、タンパク質検出
磁性ナノ粒子(MNP)と細菌との間に形成される凝集体の磁気信号に基づく、ポイントオブケア検査(POCT)に適した簡単な細菌検出器を報告した。この方法は、MNPと抗原の凝集体の磁束変化を評価することによって微生物濃度を検出するものであり、POCT方法として有用である。本研究では、直径約1 mmの小型差動ピックアップコイルを製作し、高い信号対雑音比で磁性ナノ粒子凝集体の磁束変化を評価した。28人の被験者(食道癌患者を含む)から採取した唾液サンプルを、洗浄プロセスなしでFusobacterium Nucleatumについて分析した。28サンプルの評価から、磁性ナノ粒子凝集体の磁束変化から得られたFusobacterium Nucleatumの濃度は、PCR評価結果とよく相関し、相関係数は0.69(p<0.0001)であった。
