講演情報

[17a-PA1-13]量子ドットの光反応が引き起こす配位子のプロトン移動

岩田 悠太郎1、〇黒井 邦巧1、藤井 文彦1 (1.神院大薬)

キーワード:

量子ドット、表面配位子、光反応

CdSe/CdS量子ドット(QDs)表面に生体由来配位子グルタチオン(GSH)を導入し、光励起が配位子に与える影響を赤外分光法により検討した。光照射前後の差スペクトルから、QDsの光励起に伴いGSHのカルボン酸イオンがプロトン化されることを見出した。溶媒置換実験および他配位子との比較から、プロトンはQDs表面に強く結合した水分子に由来すると考えられ、励起キャリアがナノ界面のプロトン移動を誘起する可能性が示唆された。