講演情報
[17p-PB3-2]歯根管の高周波電流治療における電場分布の解析
〇(M2)常 云鵬1、富岡 智1、山内 有二1、松本 裕1、東 直樹1、菅谷 勉2 (1.北大工、2.北大歯)
キーワード:
プラズマ
感染根管治療では器具が届きにくい部位で殺菌が困難であり,高周波通電の作用機序(ジュール熱か,気泡内放電・プラズマか)は未解明である。そこで生理食塩水・象牙質・歯肉からなる根管モデルをFEM(Finite Element Method)で構築し,520 kHz励振下の電場を解析した。電熱解析で得た沸点近傍時刻の導電率分布を用い,気泡片側/両側接触を比較した結果,三相界面近傍にホットスポットが形成された。両側接触では最大電場が増大し,200 Vで空気の絶縁破壊電界(3600KV/m)に到達した一方,導電率増加は電場振幅を低下させた。殺菌機序評価には界面・気泡による局所高電場を含む定量検討が必要である。
