講演情報

[17p-SL_101-6][「量子エネルギー変換研究会セッション」招待講演] 希土類配位化合物蛍光体の材料設計とその光機能性

〇中西 貴之1 (1.物質・材料研究機構)

キーワード:

蛍光体、希土類

良好な発光効率、優れた光吸収特性、材料安定性を備えた新しいナノ蛍光体開発は、LEDをはじめとする光産業を牽引する重要戦略材料である。共役有機配位子による強力な光吸収能力と発光中心としての希土類イオンから構成される希土類配位化合物蛍光体は、10nm以下の発光線幅による純粋な色純度と強力な発光機能を同時に実現可能な次世代有機無機ハイブリッド化合物である。従来、有機化合物は熱安定性や化学的耐久性の懸念からLEDなどの電子材料への適用が困難とされてきた。本発表では、精密設計された希土類の配位化合物蛍光体が、バックライトやマイクロ/ミニLEDディスプレイなどの次世代光学デバイス材料候補として持つ可能性について紹介する。