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障害をもつ方と家族への理解と支援の輪

当委員会の本年度委員会企画は、若い障害者歯科医療者に呼びかける内容とします。 　真摯に障害者歯科に取り組んでいる先生方ならだれでも、日常臨床でさまざまな壁に突き当たり、挫折を味わっていることでしょう。 ・目の前に受診している患者さんは、ここ以外ではどのような暮らしを送っているのだろうか ・ご家族は、周りの方々はどんななんだろう ・眼前の患者さんに最適な医療、とはなんだろうか ・この患者さんをどう支援していけばいいのだろうか ・どうして周囲の先生方に、あるいは患者さんたちに自分の思いが届かないのだろうか　 などなど・・・ 　今回の委員会企画では、そういった満ち足りない思いや迷いをぶつけてくれるような、真摯で生きのいい若い世代を募ります。 　かれらにご登壇いただき、自らが突き当たっている障害者歯科医療、障害者支援に関するハードルを壁を、それらを突き崩すための思いのたけを、遠慮なく語ってもらえるような進行を目指します。 　そして可能ならば、当委員会の委員、あるいはフロアから有益な共感、前向きなアドバイスを引き出せればと思っています。 　当企画は、従来のように演者2名によるシンポジウム形式を踏襲します。 　最初の15分ずつで、歯科医師と歯科衛生士それぞれの立場からご自身の障害者歯科活動、なかんずく障害者支援についての体験と困りごとをお話しいただきます。それを受けてフロアディスカションに移り、可能な限り他では言い出せないホンネ、誰はばかることのない暴言妄言すれすれの思いを引き出しながら、これからの障害者支援や本学会の行く末を考えるよすがとしたいと思っています。 　今回ご登壇される演者は、認定医の有無、学会活動の多寡などにかかわらず、真摯で誠実に障害者歯科に取り組んでくれていることを念頭に推薦を受けたおふたりです。これら有為の人材とともに、エキサイティングな討論の時間を皆さんと共有したいと願っています。 　御用とお急ぎのある方もない方も、型破りだけど明日の障害者歯科臨床への希望を掻き立てる本企画に、どうぞお立ち寄りください。

若い世代に立ちはだかる障害者支援の壁

第42回日本障害者歯科学会総会および学術大会

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[MW-1]障害をもつ方と家族への理解と支援の輪

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