シンポジウム
第75回大会のシンポジウムは,「家政学の発展と社会貢献」をテーマに掲げ,大会2日目午後に実施します.
「家政学将来構想1984」が出されてから40年にならんとしています.この将来構想のなかで,「家政学は,家庭生活を中心として,これと緊密な関係にある社会事象に延長し,さらに人と環境との相互作用について,人的・物的の両面から研究して,家庭生活の向上とともに人間開発をはかり,人類の幸福増進に貢献する実証的・実践科学である」と定義されました.
さて,人類の幸福増進に貢献する実証的・実践科学である家政学研究は,どのように変化したのでしょうか.最近の家政学の各分野のトピックスを紹介していただき,家政学が今後どのように時代の流れに伴って変化し,どのように発展し,社会貢献を果たしていくのかを皆様とともに考えたいと思います.是非、ご参加ください.
シンポジウム 5月27日(土)15:00~16:50
テーマ: 家政学の発展と社会貢献
1. 災害栄養から宇宙栄養への展開 15:00~15:30
国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所
国立健康・栄養研究所 国際栄養情報センター
国際災害栄養研究室長
笠岡(坪山)宜代 氏
2.衣料サイズJISの改正と開発の経緯 15:30~16:00
日本女子大学名誉教授
大塚美智子 氏
3. 生活の営みに係る見方・考え方 16:00~16:30
横浜国立大学教授
杉山 久仁子 氏