講演情報

[1-1]RC開水路における表層透気試験の測点設定方法の検討

*中村 愛里紗1、佐藤 周之1 (1. 高知大学)

キーワード:

補修工法、けい酸塩系表面含浸材、複合工法

本研究では,複合工法による補修を行った既設水路に表層透気試験を適用し,開水路における適用方法を検討した.両壁面で1m間隔かつ気中部,喫水部,水中部に測点を設定した結果,相対する同じ位置,あるいは同じ水位であっても表層品質の評価結果は異なり,ばらつきも大きいことが明らかとなった.表層透気試験には,測定点数を5点以上とすること,追跡調査や目視検査の結果を踏まえた測点を設定することが重要となる.