講演情報

[1-2]超長期耐久性を考慮した水路護岸材の暴露試験および画像解析による微少腐食の検出

*大高 範寛1、藤本 雄充1、鈴木 哲也2 (1. 日鉄建材株式会社、2. 新潟大学自然科学系(農学部))

キーワード:

ステンレス鋼、鋼矢板、超長期耐久性、孔食、画像解析

耐用年数を過ぎた鋼矢板の老朽化が顕在化し,突発事故や護岸材としての性能低下が懸念される.新たに開発されたステンレス鋼矢板は,わずかな腐食代で超長期の耐久性が期待でき,維持管理業務の大幅な負担軽減に貢献できる.本報では,供用中の水路護岸にて実施した5年間の暴露試験結果からステンレス鋼矢板の優れた耐食性を示すとともに,発生した微少な孔食を画像解析によって検知する方法について紹介する.