講演情報
[1-3]水路壁載荷法で取得した荷重-変形量における線形領域と非線形領域の分離
*三村 雪乃1、兵頭 正浩2、緒方 英彦3、石井 将幸4、別當 欣謙5、金子 英敏6 (1. 鳥取大学大学院持続性社会創生科学研究科、2. 鳥取大学農学部、3. 鳥取大学大学院連合農学研究科、4. 島根大学学術研究院、5. 株式会社栗本鐵工所、6. サンコーテクノ株式会社)
キーワード:
水路壁載荷法、鉄筋コンクリート開水路、荷重-変形量の関係
著者らは農業用コンクリート開水路の構造的耐力を評価する手法として,水路壁載荷法を提案している.供用中開水路で取得した荷重―変形量の関係が,載荷過程において非線形から線形に変わることが確認されている.構造的耐力の相対評価を行うにあたって,線形領域,非線形領域どちらの傾きを用いるべきかが課題である.本報では,統計処理を用いた線形領域と非線形領域の客観的な分離手法と,同一現場での再現性について検討した.