講演情報

[1-18]水路橋耐震化における上部工連続化を利用した特定橋脚の補強回避事例

千葉 正雄1、白戸 央臣1、田中 智大1、*山岡 大輔2、平土井 新2、大塚 正樹2、今井 豊2 (1. 東北農政局 津軽土地改良建設事務所、2. サンスイコンサルタント株式会社)

キーワード:

工法・施工、構造物の設計手法

農業農村事業では農業水利施設の耐震化が進められており,N幹線用水路の本水路橋も耐震化対象となっていた.本橋のP1橋脚周辺は果樹園があり,P2橋脚周辺は底版上を排水路が通り,柱に接してブロック積擁壁がある.P2橋脚を補強する場合には排水路の仮廻しと,それに伴う果樹伐採が必要となる。本事例では,上部工連続化を利用してP1橋脚に地震力を集中させて補強することで、P2橋脚基部の補強回避を図った.