講演情報
[1-20]レーザ計測点群の三次元特徴量によるコンクリート農業水利施設の表面損傷検出
*柴野 一真1、Morozova Nadezhda1、向井 萌華1、田中 煕2、梅澤 輝2、鈴木 哲也3、川邉 翔平4、金森 拓也4、木村 優世4、森 充広4 (1. 新潟大学大学院自然科学研究科、2. 新潟大学農学部、3. 新潟大学自然科学系(農学部)、4. 農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究部門)
キーワード:
レーザ変位計、点群処理、鉄筋コンクリート頭首工、ひび割れ、非接触検査、平面検出
近年,高精度な三次元測距が可能である地上型レーザスキャナの普及により,農業水利施設の効率的な維持管理が期待されている.損傷検出に関する技術的な課題として,計測条件や計測機器による測距精度と評価精度の影響を明らかにする必要がある.そこで本研究では,コンクリートの粗さ評価に用いられるレーザ変位計により詳細な形状を計測し,地上型レーザスキャナから得られた三次元点群による測距特性と損傷検出精度を確認した.