講演情報

[1-25]拘束圧を導入したコンクリートの凍結融解試験方法の提案― 拘束圧の管理方法 ―

*筏津 春花1、緒方 英彦1、石神 暁郎2、河合 正憲2、横地 穣2 (1. 鳥取大学大学院連合農学研究科、2. 寒地土木研究所寒地農業基盤研究グループ水利基盤チーム)

キーワード:

荷重管理、ひずみゲージ法、気中凍結融解、水中凍結融解、JIS A 1148

拘束圧を導入したコンクリートの凍結融解試験における荷重の管理方法を検討した。温度変化のない条件で荷重の測定方法を検討した結果,拘束治具のボルトの軸力をひずみゲージ法で測定することが最も適当であった。気中凍結融解試験の結果より,荷重は融解最高温度で管理する方法が適当と結論付けた。水中凍結融解試験(A法)の試験では,常に気中にあるボルトは,水膜に接する箇所と温度履歴が異なることが示された。