講演情報

[1-26]拘束圧を導入したコンクリートの凍結融解試験方法の提案― 水中凍結融解試験における留意点 ―

*河合 正憲1、石神 暁郎1、横地 穣1、緒方 英彦2、筏津 春花2 (1. 寒地土木研究所寒地農業基盤研究グループ水利基盤チーム、2. 鳥取大学大学院連合農学研究科)

キーワード:

水中凍結融解、JIS A 1148、拘束治具、間詰材

農業水利施設の構成材料であるコンクリートやその補修材の凍結融解抵抗性は、水中凍結融解試験で評価されるが、筆者らが開発を進めている拘束治具を適用した試験では、供試体の寸法が異なるため、既定の条件を満足させることは難しい。そこで本研究では、間詰材を用いることで既定の条件を満足するような調整を試みた。その結果、間詰材の有無やその材質の違いが1サイクル当たりの所要時間に影響を与えることが明らかになった。