講演情報
[1-35]モルタルの配合条件がけい酸塩系表面含浸材の摩耗遅延効果に及ぼす影響
*金森 拓也1、堀野 治彦2、川邉 翔平1、木村 優世1、森 充広1 (1. (国研)農研機構農村工学研究部門、2. 大阪公立大学大学院農学研究科)
キーワード:
けい酸塩系表面含浸材、耐摩耗性、水流摩耗試験、モルタル、配合条件
配合条件が異なる複数のモルタル基板を対象に,けい酸塩系表面含浸材による摩耗遅延効果を水流摩耗試験によって検証した.含浸材を塗布した供試体と無塗布の供試体のそれぞれにおいて,供試体が1 mm摩耗するまでに要した試験時間を求め,その比率を含浸材による摩耗遅延効果として評価した.その結果,モルタル基板の水セメント比が大きいほど,また細骨材量が少ないほど,含浸材による摩耗遅延効果が大きくなることがわかった.