講演情報
[1-38]スマートガビオンを用いたため池堤体の越水保護工の構造安定性
*小林 龍平1、小林 秀一1、板垣 知也1、高橋 直哉2、小林 千佳子2、青木 勇武2、森井 俊廣3 (1. (株)水倉組、2. 東網工業(株)、3. 新潟大学名誉教授)
キーワード:
ため池堤体、越水保護工、スマートガビオン、ガビオンマットレス、滑動に対する安定性、せん断摩擦係数、表層土の置換え
スマートガビオンを用いたため池堤体の越水保護工には,越水流れによる堤体土の侵食を抑えるとともに,越水流れ下での表層滑動に対する構造安定性が求められる。後者について、構造安定性の照査と標準的な構造仕様について設計検討を行った。想定される最大の越水量に対しても十分に構造安定性を確保できることを示した。構造安定性を担保するために必要となるガビオンアンカーの構造設計法を提案した。