講演情報

[1-39]北海道胆振東部地震で被災したフィルダムの復旧に伴う狭小部の堤体盛立事例

*宮川 美輝1、中嶋 貴紀1、東野 成哉1、𠮷田 明2、今西 智幸2、笠井 淳2 (1. (株)三祐コンサルタンツ、2. 北海道開発局室蘭開発建設部胆振農業事務所)

キーワード:

フィルダム、盛立施工、災害復旧

胆振東部地震で被災した厚真ダム管理橋の復旧に伴い、橋台と堤体の境界部を掘削した。掘削箇所の盛立は、狭小部の盛立であったため小型転圧機種(1t級振動ローラ)を用いて鋼土(コア)を転圧した。現堤体・橋台との接合部においては1t級振動ローラに加え、80kg級ランマで転圧した。品質管理試験は1回/m(盛土量約70m3)毎と通常と比べて密に実施し、基準値を満足することを確認しながら施工した。