講演情報
[1-50]対数減衰率を用いた実構造物パイプラインにおけるエネルギ損失の検出
*坪田 到馬1、高橋 悠斗2、萩原 大生3、鈴木 哲也2 (1. 新潟大学大学院自然科学研究科、2. 新潟大学農学部、3. 寒地土木研究所)
キーワード:
パイプライン、水撃圧、デジタル画像相関法、周方向ひずみ、対数減衰率
本研究では,デジタル画像相関法より水撃圧に伴う実構造物パイプラインの管材変形を計測し,漏水による管内のエネルギ損失を検出することを試みた.周方向ひずみの振幅値および対数減衰率の結果から,漏水ありのケースについて,漏水なしのケースよりも時間経過に伴う周方向ひずみの振幅の減衰が大きいことが確認された.以上より,対数減衰率を用いて,管内におけるエネルギ損失を検出できることが示唆された.