講演情報

[2-3]ブルキナファソにおける水土保全施設が土壌硬度に及ぼす影響

*團 晴行1、南雲 不二男1、ダビンガ ジョナス2、バロ アルベール2 (1. 国際農林水産業研究センター、2. ブルキナファソ環境農業研究所)

キーワード:

列状植栽工、石積み工、土塁工、土壌硬度、体積含水率

水土保全技術の一つである列状植栽工は株が肥大化することで、表面流去水を減勢し地下浸透を促進する。植物の生長、特に根系の土中への伸長は土壌のち密さに左右される。他方で土壌を転圧すると土粒子が剥離・飛散し難くなるが、透水性の悪化に伴い表面流去水が増加し水食を助長する場合がある。石積みや土塁といった水土保全施設上に自生植物を列状植栽する複合技術を対象として、土壌硬度に着目した試験の結果を考察する。