講演情報

[2-17]直角Ⅴ字型減勢工の連続設置に関する実験的研究

*小島 信彦1、山口 弘仁2、三浦 広大3 (1. 明治大学農学部、2. 西松建設、3. 長野県庁)

キーワード:

水利構造物、直角Ⅴ字型減勢工、水理模型実験

直角V字型減勢工はコンパクトで水クッション部に土砂が堆積しにくい。一方、段落高さが大きくなると単独で設置すると水クッション深さが大きくなり安全面が懸念される。本研究は段落高さを分割し、2段と3段で設置した場合について水理模型実験を行ったものである。段数が多い方が減勢効果が高いこと、水クッション部での飛沫の高さには段数による差異がほとんどないこと、各段の構造は同一でよいことが明らかになった。