講演情報

[2-18]ポリ塩化ビニル管における圧力変動を用いた漏水検知法の検証

*浅田 洋平1、高垣 尚徳2、福重 雄大3、石井 敦1 (1. 筑波大学生命環境系、2. 元筑波大学生物資源学類、3. 農研機構農村工学研究部門)

キーワード:

管・開水路流れ、水理学的波動

漏水部からの反射波を利用した漏水検知法を単一ポリ塩化ビニル管に適用し、その有効性について検証した。その結果、漏水位置推定誤差は管全長に対して9.68~12.80%であった。漏水量については、漏水ありの場合の圧力が漏水なしの場合を上回ることで推定できないケースが多く存在した。以上の検証実験から、漏水検知に影響を及ぼす圧力変動特性が明らかになり、その一因は圧力伝播速度の空間変化であることが示唆された。