講演情報
[3-5]湿潤土壌を対象としたSARによる土壌水分量推定
*川口 麻衣子1、小林 大樹2、青木 伸輔3、佐藤 直人1、登尾 浩助1 (1. 明治大学農学部、2. NTTアクセスサービスシステム研究所、3. 香川大学農学部)
キーワード:
土壌水分計測、SAR、偏波
SARを使用して湿潤領域の土壌水分量推定に適した観測パラメータを明らかにするため、茨城県つくば市での実験を行った。クロス偏波が高い決定係数を示し、特に24.6°から33.1°の範囲のオフナディア角では湿潤土壌でも精度が高いことが示された。また、上昇軌道の方が下降軌道よりも高い決定係数を示し、土地の平坦性に関わらず上昇と下降軌道を混在させない方が望ましいという結果が得られた。