講演情報
[3-16]様々なイオン種の存在下におけるアロフェンの臨界凝集イオン強度
*小林 幹佳1、Li Maolin2、杉本 卓也1、山下 祐司1 (1. 筑波大学生命環境系、2. 筑波大学理工情報生命学術院)
キーワード:
粘土・コロイド、分散・凝集、DLVO理論
アロフェンの分散・凝集を理解するために,臨界凝集イオン強度(CCIS)と電気泳動移動度(EPM)を様々なイオン種の存在下で求めた.CCISとEPMはイオン種に依存した.CCISの結果をDLVO理論により解析したところ,EPMから求めた表面電荷を用いることで,CCISの実験値はDLVO理論による予測値と良好に一致した.アロフェンの分散・凝集において,EPMの測定とDLVO理論の有効性が示された.