講演情報

[3-20]緩効性肥料および硫化アンモニウムを施肥した沖縄島尻マージからのN2O排出特性の比較

*酒井 一人1、Anushka Bandara2 (1. 琉球大学農学部、2. ルフナ大学農学部)

キーワード:

サトウキビ、緩効性肥料、N2O

沖縄県のサトウキビ栽培において緩効性肥料利用のメリットとして増収効果や地下水水質保全が挙げられているが、N2O削減効果については明確にされていない。そこで本研究では、沖縄県の島尻マージを用いて無施肥、硫化アンモニウム混合、緩効性肥料混合の3条件でのN2O排出量を測定するカラム実験を行い、N2O排出特性について検討した。その結果、緩効性肥料利用がN2O排出量削減につながることが示唆された。