講演情報

[3-41]非灌漑期のコンクリート用水路におけるドジョウの生息実態

*大橋 勇斗1、近藤 正2 (1. 秋田県立大学大学院生物資源科学研究科、2. 秋田県立大学)

キーワード:

環境保全、生物多様性、用水管理

全国的に農業生産性の向上及び農業構造の改善を目的とした圃場整備が行われている。大区画や水路のコンクリート化は水田に生息する生物の生息場所や移動経路を喪失・条件を悪化させることが懸念される。本研究ではコンクリート用水路が設置されている秋田県大潟村の小用水路取水ボックスを対象にドジョウの捕獲、環境調査を行うことでコンクリート用水路の環境保全機能を評価するとともにドジョウの生息実態を明らかにする。