講演情報
[3-42]水田水域を利用するアカハライモリの生活史及び個体群動態の解明
*三瓶 大亮1、守山 拓弥2 (1. 宇都宮大学大学院地域創生科学研究科、2. 宇都宮大学農学部)
キーワード:
生態系、PITタグ、アカハライモリ
近年、個体数の減少が懸念されており、環境省レッドリストで準絶滅危惧種に指定されているアカハライモリについて福島県T市内のため池ビオトープで残存的に生息している本種の個体群を対象に生活史及び個体群動態を明らかにすることを目的とし調査を行った。周年での調査の結果、幼生・幼体の捕獲から安定した再生産が行われていることや調査地内での生息確認数の変動が水域の有無や繁殖が要因であることが示唆された。