講演情報

[3-44]転移学習モデルVGGishを用いた北海道外来種トノサマガエル属の鳴き声の自動判別

*小泉 信明1,2、中島 直久2、宗岡 寿美2、木村 賢人2 (1. サンスイコンサルタント株式会社、2. 帯広畜産大学)

キーワード:

自動音声分類、深層学習、生物多様性、環境保全、外来種

トノサマガエル及びトウキョウダルマガエルは北海道の指定外来種に指定され,生物多様性に著しい影響を与える恐れがあるが、北海道において、両種の分布領域を体系的に調査した事例がない。両種の分布を解明するには広範囲を密に調査する必要がある。そこで野外で録音した録音音声を用い、転移学習モデルVGGishを用いて、本種の鳴き声の自動判別モデルの構築し、分布領域の推定を行った。