講演情報
[4-16]骨寺村荘園遺跡のイグネが及ぼす生育前期の水稲への影響
*佐藤 瑠一1、原科 幸爾2 (1. 岩手大学大学院総合科学研究科、2. 岩手大学大学院連合農学研究科)
キーワード:
土地利用計画、農用地計画・整備、集落計画、UAV、農村景観
本研究では岩手県一関市の骨寺村荘園遺跡を対象に、水田付近に植林されているイグネが水稲の生育前期に及ぼす影響を調査した。調査手法として、積算日射量やNDVI値から生育状態を評価することにより、イグネと水稲生育の関係を検証した。結果、イグネ周辺水田では積算日射量が20-30%減少し、分げつ期までは水稲のNDVI変化量に影響があることが分かった。