講演情報
[4-42]小規模な都市湿地復元における効果的な目標設定のための分析テンプレートの構築
*中島 直久1、辻 修2、宗岡 寿美1、木村 賢人1、星山 賢一2 (1. 帯広畜産大学、2. (株)ズコーシャ)
キーワード:
都市湿地、湿地復元、水収支、分析テンプレート、市民科学
小規模な都市湿地復元における効果的な目標設定のため、流域スケールの復元プロジェクトの理論を応用し、科学的な手法で分析テンプレートを構築した。水収支から推定された人工給水のみで達成可能な湛水面積は1,172m²であった。地下水位変動の主成分分析から、最も湛水しやすく地下水位が安定している場所を優先的に復元するべき領域として特定した。推定された湛水面積および復元領域は、実際の復元事業と整合した。