講演情報

[7-11]農業水利施設の生物調査における水中ドローンの有用性と課題

*羽多 宏彰1、西 昇悟1、武美 伸宗1 (1. NTCコンサルタンツ株式会社)

キーワード:

水中ドローン、水環境、環境保全

これまでの生物調査は,潜水員による目視・捕獲調査が基本であったが,潜水員が近づくと生物に忌避され,近づくことが困難であり,生息の有無等,得られる情報に限りがあった.今回,ROVで魚類(絶滅危惧種)の生息確認のみならず,さらに,繁殖に繋がるリアルタイムの生態情報までも確認することができた.本稿では,環境配慮対策の提案に繋がる,生態情報の新たな収集方法となり得るROVの有用性と課題を報告する.