講演情報
[7-16]地域資源管理としての炭素クレジットの活用の展開方向と課題
*渡辺 守1、大北 潤2、北田 裕道3、高野 伸4 (1. 国際農林水産業研究センター、2. Green Carbon 株式会社、3. 国際協力機構、4. アジア開発銀行)
キーワード:
炭素クレジット、温室効果ガス排出削減、J-クレジット、中干し期間の延長、二国間クレジット制度(JCM)
農業分野で地球温暖化対策を講じることによって創出される炭素クレジットは、新たな価値を持った地域資源と考えることができる。地球温暖化対策は農業分野においても喫緊の課題であり、農業農村工学が取組むことができる地球温暖化対策への貢献の観点から、J-クレジット制度における水田の中干し期間の延長、水田からのメタン排出の削減に関連する二国間クレジット制度(JCM)の活用の現状について紹介し考察する。