講演情報

[7-23]修正ニューマーク-D法によるため池堤体盛土の塑性すべり変形量に対する強度低下特性の設定方法の影響

*家田 浩之1、峰野 佳厚1、吉中 輝彦1、岩﨑 俊樹1 (1. 株式会社エイト日本技術開発)

キーワード:

土構造物の地震時挙動、地震工学、数値解析

ため池の耐震性能照査では堤体盛土の地震時の強度低下特性を適切に考慮することが重要であり、修正ニューマーク-D法の適用事例が増えている。本報ではモデルため池についての修正ニューマーク-D法による試算を行い、累積ひずみの大きな区間での強度低下特性の設定方法(室内試験結果からの外挿の方法)が塑性すべり変形量に大きく影響することを示し、今後議論すべき課題として提示した。