講演情報

[7-24]有限要素解析による限界水平震度

森 洋1、*髙田 侑二朗1 (1. 弘前大学)

キーワード:

有限要素解析、円弧すべり計算、限界水平震度

円弧すべり計算の妥当性を小型振動台模型実験と有限要素解析を用いて検証した。有限要素解析と円弧すべり計算から得られた限界水平震度khcは実験値の約3倍となったが、円弧すべり計算と有限要素解析によるkhcは1:1の関係になった。また、円弧すべり面と最大せん断ひずみ分布は一致する傾向にあり、堤高の大きさやコアの有無によらず、水平震度を伴う円弧すべり計算結果を、有限要素解析で再現できる可能性を示した。